New-コラム

自分に挑戦!トップトレーサークラブ別計測やってみた

皆さんは自分の各クラブの飛距離を知っていますか。

ここ四ツ池ゴルフガーデンのトップトレーサーでもクラブ別計測を使用しているゴルファーは非常に多く、関心が高いことが分かります。

最近は「飛び系アイアン」が主流です。

ロフト角が今まで以上に立っていることから、飛距離も従来から約20ヤード異なるクラブもあります。

そのため自分が今使っている各クラブの飛距離がどれくらいなのか知ることは大切です。

他にも飛距離を知るメリットは多くあります。

今回はトップトレーサーの距離計側を実際にライターが体験した使用感もお伝えしていきましょう。

・飛距離が分かるとスコアメイクにつながる

例えばパー4のミドルホール、ピンまで420ヤードだったとします。

自分のクラブの飛距離が分かっていれば、ティーショットをドライバーで200ヤード。

残り220ヤードなら、何番で打てばよいかわかるのではないでしょうか。

もちろん上りや打ち下ろしなどホールの状況や風の影響などによっても異なります。

例えウッドやユーティリティ、アイアンであっても自分の平均距離を知っていれば、どこに落とせば、3打目、あるいは4打目でグリーンオンできるか、逆算をすることが可能です。

頭の中でシミュレーションを行うことがスコアメイクそのものにつながります。

ゴルフは飛距離を出すことが一つの楽しみでもありますが、それだけではラウンドでスコアアップにはなりません。

自分の距離を知りスコアメイクを行い、いかに少ない打数だったかを競うスポーツであることをお忘れなく。

・飛距離はキャリーとランの両方を知っておく

コース上では、ランが出るとボールが走ってくれて飛距離につながる場合と、ランが出過ぎたことでミスになる場合があります。

そのためキャリーの距離とランの距離がどれくらいなのかを知っておくことは必要です。

しかし実際のところ、ボールが止まっている位置までの距離をある程度把握することはできても、キャリーの距離を知ることは難しいでしょう。

そこでトップトレーサーのクラブ別計測です。

モニターには「フラットキャリー」「総飛距離」の2つが表示されるので、自分のキャリーとランを含んだ距離を知ることができます。

フラットキャリーと総飛距離の両方を把握することができれば、かなり詳細な距離のマネジメントが可能です。

コースマネジメントを行い、スコアアップを図ることもできるでしょう。

・ライターが実践した使用感

短いクラブから順番に使用してみて感じたのは、画面右上に表示されるグラフが、クラブの飛距離順に階段状になっているかを確認することができることです。

例えばロフト角のあるロブウェッジのフルスイングでは、中心を外すと当たりの悪さが顕著に表れます。

そのためフルショットには向かないと改めて思いました。

またアイアンの5番と6番、ウッドの3番と5番では、フラットキャリーがあまり変わりませんでした。

そのため距離のある池越えには安定して打てる6番アイアンや5番ウッドを持つ方が良いのではないかと感じています。

またドライバーで注目したのは「中心からのズレ」です。

コースのフェアウェイ幅は約30ヤードなので、フェアウェイに残せるのは15ヤード以内。

少しズレがあるので練習が必要なクラブだと分かりました。

クラブ別計測を行うと、今まで見えていなかった自分の癖が分かります。

皆さんも分析結果を基にした練習を効果的に行ってみてください。

翔平 伊藤