必見!スコアアップを狙う夏の筋トレ方法
少しずつ暑さの厳しい日が増えてきましたが、皆さん練習場に足を運んでいますか。
暑い時期は練習場から遠のいてしまうゴルファーは多いと思います。
もちろんライターもそのひとり。
ゴルフシーズンの真っただ中だからこそ必要な筋力をアップして、次回のラウンドに活かしたいものです。
今回はスコアアップにつながる効果的な筋トレを実践できる練習場の活用方法をご紹介していきましょう。
・飛距離に必要な三大要素は?
① 初速
インパクトしてからボールが飛び出す速さが初速です。
初速が早いということは前に飛ばせる力が強いということになります。
② 打ち出し角
インパクト直後にボールが打ち出される角度のことで、弾道が高すぎても低すぎても飛距離のロスです。
理想的な打ち出し角は、アマチュア男性の平均ヘッドスピード40㎧で13°~15°、アマチュア女性の平均ヘッドスピード32㎧で15°~17°となっています。
③ スピン量
ボールはインパクトの後にバックスピンがかかるものです。
特にドライバーは、スピン量が多すぎるとボールが吹け上がり、反対に少なすぎるとボールが上昇する抑揚力が少なく飛距離ロスになります。
同じヘッドスピードでもスピン量が多いと4,000pm、少ないと2,000pmと差が2,000pmにも及ぶことも。
スピン量が2,000pm台になると、飛距離は約15ヤード伸びるといわれています。
初速とヘッドスピードは筋トレでアップすることができるものです。
下半身、インナーマッスル(体幹)、上半身(背筋)と全体的に鍛えることで効果を得ることができます。
上半身の回転運動や、体重移動に耐えることのできる下半身がゴルフには不可欠です。
またインナーマッスルは腰から肩にかけての体の中心の筋肉のことをいいます。
上半身を激しく回転させるゴルフは、体の軸が弱いとスイングがブレてしまい、速く回転させようとしても回転速度を上げることはできません。
ゴルフはアドレスで前傾姿勢が重要です。
ダウンスイングでも前傾を維持するためには上半身の中でも背筋を鍛えることが重要といえます。
・下半身強化メニュー
レッグランジ
直立姿勢から前後に足を踏み出すトレーニングです。
前に足を踏み出して、重心を落とすことで、自重でも高負荷なトレーニングを可能にします。
・インナーマッスル強化メニュー
プランク
両肘と両膝を床につけ、両膝を伸ばして30秒間キープ。
おしりが上がりすぎたり下がりすぎたりすると効果が得られないので注意が必要です。
頭からつま先まで一直線にすることで背中、腰のコアマッスルまで鍛えることができます。
・背筋強化メニュー
バックエクステンション
うつ伏せになり両手を耳の横あたりに置き、みぞおちを床に付けた状態で両足と上半身を起こし、肩甲骨を内側に寄せてキープ。
その後ゆっくりと両足、上半身を降ろしていきます。
自宅での頑張りを確認するには練習場が一番です。
練習場で効果の高い練習は、むやみに打ち続けることではありません。
その日の課題と目標を持つことが重要です。
例えば100切りを目指すゴルファーには、スイング作りが課題なので、センターアイアンの6番や7番とアプローチウェッジでスイングの基礎を作ることが必要になります。
またアプローチを課題にするなら、練習場のターゲットを細かく設定して狙うこと。
球筋も高弾道や転がしなどさまざまな練習を行うことが重要になります。
そこでおすすめしたいのは四ツ池ゴルフガーデンの「トップトレーサー30」を使った練習方法です。
30球を一打ずつショットするため、ひたすら打ち込むこともなく、密度の濃い練習が期待できます。
トレーニングの効果をぜひ実感してみてください。